オーディンホーム建築工房北欧住宅の
オーディンホーム

省エネルギー性能

国が定める「次世代省エネルギー基準」
の最高値、
四等級以上を標準としています。

オーディンホームは建築業界や国による基準制定※に先駆け、早くから住宅の省エネルギー性能に取り組んできました。そしてトップレベルの断熱・気密・遮熱性能にこだわり、住宅産業に求められる地球温暖化防止の責をいち早く担ってきました。
今やどの住宅メーカーや工務店でも、省エネルギー性能をアピールしていますが、実際の施工レベルは、各社まちまちであるのが実状です。理想として掲げる性能と、実際の建築物にしっかりと反映させる施工技術や経験とは、まったくの別問題であるからです。
一朝一夕ではない長年の知識と施工技術の蓄積こそ、私たちオーディンホームが自負するところです。

そもそも私たちオーディンホームは、前身である北欧ハウスメーカーの時から一貫して、住宅建築のあり方やエコロジーの先進国であるデンマークを、建築哲学の原点とし、つねにヒントにしてきました。
それはとりもなおさず、省エネルギーを考えた家を作ることであり、夏涼しく、冬暖かい環境をご提供することであり、なおかつ、冷暖房コストを大幅に低減するというメリットを、お客さまにお約束することに他なりません。

※次世代エネルギー基準
1997年の地球温暖化防止・京都会議を受け、1999年に改正、告示された「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断の基準」のこと。
簡単に言うと、快適、健康安全でかつ省エネルギーで長持ちする住宅を創りましょう、ということです。でも、建築基準法のように必ずクリアしなければいけない法律ではありません。それは、言葉を選ばずに言えば、あくまで基準にすぎないユルさがあるということ。
(温暖化防止のためにできる取り組みに、「すべき」ではなく「できたら」という選択の幅を設けているのは、我が国の意識がまだまだ成熟していないからでしょうか)たとえば、無機質系、木質繊維系、発砲プラスチック系などいろいろな種類がある断熱材。
ドア材ひとつをとっても、さまざまな材質があり、厚みもさまざま。どれを使うかによって断熱性能も異なりますが、それらを選ぶのは、家を建てる人にゆだねられているのです。

オーディンホームの、
断熱・気密・遮熱性能。

部材と部材の間に生じるすき間を減らすことで、エネルギーの損失を減らすのが気密性能。使う資材を工夫して、熱の伝わりや通り方を抑え、家から漏れていくエネルギーを減らすのが断熱性能です。 さらに、当たり前になってきたこの2つの性能に加え、オーディンホームはすでに日射遮蔽の概念を学び、遮熱性能のノウハウを確立しています。
遮熱とは、文字通り、家に入ってくる熱を抑えること。夏の暑さ対策として今後ますます欠かせなくなる性能です。
資材上の工夫では、開口部での日射遮蔽効果の高いガラス窓の厳選※。
木製サッシといってもいろいろありますが、オーディンホームでは、従来の複層ガラス(Low-Eガラス)よりも効果の高い遮熱ガラスを使い始めています。工法上では、屋根や外壁に通気層を設け、日射熱の流入を低減する工夫があります。
いろいろと述べましたが、省エネルギー性能といっても、地球環境への配慮と住む心地よさとが両立していなければ意味がありません。オーディンホームは、つねにその両立を追究しています。

■通気層による遮熱対策

本来は建物の耐久性を考えた工夫ですが、通気層を空気が循環することで、日射による熱の影響を減らす効果もあります。

優れた断熱・遮熱性能を持つデンマークからの資材を使います。

【玄関ドア】

イエツレ社製の玄関ドアを採用しています。40mm厚のスチール内枠構造を持ち、優れた断熱性能と気密性能が特長。重厚感がありつつも、滑るような開閉のスムーズさも大きな特長です。

【スカンジナビアンフローリング】

無垢材3層(5層)構造をもち、そり、われ等の変形の少ない優れたフローリング材を採用。表面仕上げ材の厚みが3.6mmあり、足の裏をしっかりと受けとめます。夏はひんやりと、そして、冬は蓄熱式温水床暖房のあたたかさを穏やかに伝えてくる心地よいフローリング材です。木の種類それぞれに、さまざまな触感や木目の質感があり、どの木にしようかと悩まれ迷われるほど、幅広いバリエーションが特長です。

【木製ペア(二層)ガラス窓、木製サッシ】

アルゴンガスを封入した木製ペアガラスを標準装備。 遮熱・高断熱複層ガラスと低放射・高断熱複層ガラスの2種類を使用しています。室内側のガラスには、断熱・遮熱効果の高いLow-Eコーティング(薄い特殊な金属膜)が施されています。

遮熱ガラスの間にアルゴンガス(16mm厚)を封入した木製窓。未封入の3層ガラスに比べてもその遮熱性は倍近くあります。

■ オーディンホームが使う季節に応じた遮熱ガラスの働き

  • 夏は、家に入りこむ熱の7割が窓から入ります。特殊な金属被膜を施した遮熱ガラスが、日射熱を約半分にカットします。
  • 冬は、屋内の熱を内側に反射させて、外に逃がしません。

■ 開口部(ガラス)における断熱性能(熱還流率=W/m2・K)の比較

使う資材によって異なる熱の伝わり方、熱の通りやすさを、開口部(窓・ドア)で比較したグラフです。数値が小さいほど、断熱性能の高さ、冬場での冷えにくさを示します。

■開口部(ガラス)における遮熱性能(日射侵入率=%)の比較

屋内に入りこむ日射熱の低減度合いを、窓で比較したグラフです。数値が小さいほど、夏場での 暑くなりにくさを示します。

■気密性能について

家の延床面積に対する隙間面積の割合。数値がゼロに近いほど高い気密性を示します。次世代省エネルギー基準(IV地域)では5.5ですが、オーディンホームは、0.5以下を標準としています。(一棟一棟の徹底した施工管理が図れる会社規模だからこそできる、ハードルの高い数値です。)