オーディンホーム建築工房北欧住宅の
オーディンホーム

居住性能

家は、長いときを過ごす環境です。

第一に、四季を通して心地よく過ごせること。
第二に、室内の空気がいつもきれいに保たれていること。
第三に、安心できる資材を使っていて、健やかに過ごせること。
蓄熱式温水床暖房や24時間換気システム、さらに資材の自主規制などシックハウスを考えた取り組みは、そんな家として当たり前のことのためにあります。

家中どこに行ってもふんわり暖かい、蓄熱式温水床暖房。

「リビングは暖かいけれど、バスルームは寒くて寒くて…」ということがなくなります。朝起きた時の「寒くてベッドから出られなくて…」もなくなりそうです。9ヶ月の赤ちゃんがいらっしゃるお客さまからいただいたのは、「冬でも家中を元気にハイハイ。おばあちゃんの家では冷たい廊下には出ようとさえしなかったのに」。そして「冬が楽しみに」という言葉も。

オーディンホームでは、1階の床全面に特殊素材のパイプを配管する蓄熱式温水床暖房を標準装備しています。住んでいただいてまず実感されるのが、真冬でさえ家全体が20℃前後に保たれる快適さ。蓄熱式温水床暖房は、パイプを埋設したモルタル層が蓄熱層となり、床全面からの遠赤外線輻射熱で壁、天井、家全体を暖めるもの。そのため、従来の暖房設備では難しかった玄関、トイレ、廊下、浴室などすみずみにまで暖かさを届けることができます。説明するのが難しいのですが、エアコンの温風でゴーッと暖めた部屋にいるような顔がのぼせてしまう暖かさではなく、やわらかく無意識的で、体だけが感じるような暖かさです。家の外に出てから中は暖かかったんだと気づく、とおっしゃったお客さまもいらっしゃいます。
一部ではなく、家全体を均等に暖めるのが特長ですから、見えないバリアともいうべき温度差を解消した画期的なシステムとも言えます。また、本来の暖房効果だけでなく、構造内の結露を防ぐ効果もあり、躯体を長持ちさせるうえでも重要な役割を果たします。ランニングコストもこれまでの蓄熱式以外の床暖房にくらべ、経済的です。一日中快適に過ごす稼働時間の目安は、1日3回、計2~3時間程度。他の暖房機器が特にいらなくなるので、長い目でみると暖房コストを大きく節減することになります。冬に誰かを招いてさりげなく気づかせたくなる、そんな床暖房です。

  • 床暖房の施行

たえず新鮮な空気をとりこむ、24時間計画換気システム。

オーディンホームでは、住宅建築での法定化(平成15年)に先駆け、平成11年から24時間計画換気システムを標準装備として導入してきました。新鮮な空気を保つ工夫がなければ、呼吸によるCO2やタバコの煙、キッチンから出たゴミの臭い、目に見えないホコリ、ペットの臭いなどにより汚れた古い空気が室内によどみ、せっかくの気密施工も逆効果になってしまうからです。綿密な計算のうえ配置した給・排気システムがかすかな気流をつくり、汚れた空気を屋外に排出し、室内にたえず新鮮な空気をとりいれる状態をつくります。
梅雨の間もベとべとせず、さらりと過ごしたいもの。さらに、空気の汚れに敏感なお子さまのためにも。また、収納の奥でも湿気がよどまず、新鮮な空気がいつもある……奥さまとしても安心ではないでしょうか。
室内の住環境を快適にするだけでなく、壁内結露、夏型結露の発生を防ぐので、建物の耐久性を向上させる効果もあります。もちろん、いままで通り窓を開けても換気効果に影響はありません。花粉をキャッチするフィルターも標準装備です。